SamurAI Coding 2019–20 コンテストの予選の実施と決勝進出者の決定方法を定める.
参加チーム数が総当り戦を実施可能な範囲ならば, すべての参加チームが他のすべての参加チームと1試合 (エージェントの初期位置を交換した2ゲーム) ずつを競う総当り戦によって行う. 参加チーム数が多く単純な総当り戦が実施困難である場合は, 2次からなる予選を行う.
2次からなる予選を行う場合, 1次予選では参加チームをランダムにいくつかのグループに振り分け, 各グループで総当り戦を実施する. 1次予選の各グループ上位者を30チーム程度選抜し, 総当り戦での最終予選を行う.
実施に要する手間の制約から, 1次予選の各グループのチーム数は最大30チーム程度となるよう, 1次予選のグループ数を調整する. 1次予選の各グループのチーム数はできる限り均一にする. また, 各グループから最終予選に進出するチーム数は同一とする.
下表に参加チーム数に応じた予選の構成例を示す.
参加チーム数 | 一次予選 | 最終予選 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
グループ数 | チーム数 | 進出数 | 試合数 | チーム数 | 試合数 | |
100 | 4 | 26 | 8 | 1300 | 32 | 496 |
150 | 10 | 16 | 3 | 1200 | 30 | 435 |
200 | 15 | 14 | 2 | 1365 | 30 | 435 |
300 | 30 | 10 | 1 | 1350 | 30 | 435 |
nチームによる総当り戦は, 毎回対戦相手を変えたn−1ステージにより行う. チーム数が奇数である場合は, 主催者が用意したプレイヤを追加して偶数にし, 各ステージでは全チームが異なる相手と各1試合を行うようにする.
各ステージの全試合は同一の競技場構成を用いる. ステージごとには異なる競技場構成を用いる.
総当り戦の順位は, 以下の項目をこの順の優先順位で適用する.
予選に用いる競技場構成は以下を満たすものとする.
複数の競技場構成候補を, 予選応募締切1ヶ月程度前までに大会の web ページに掲げる. ただし, 競技場内の秘匿埋蔵金の位置と量は未設定とし, 予選各ステージの実施にあたって, 公開した競技場構成候補のうちひとつを選択, 秘蔵埋蔵金をランダムに付加し, 当該ステージのすべての試合に同一のものを用いる.
全16チームを決勝に選抜する. このうち8チーム以上は予選 (予選が2次からなる場合は最終予選) の上位チームから選抜する. これに加えて最大8チームを全メンバーが 1994年4月2日以降生誕の者のみ からなるチームの内から, 予選成績や多様性を考慮して選抜する.